広告で人を幸せにしたい

広告営業マンのブログです。広告やお弁当のことを中心に書いていきます。

「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう」のキャンペーンが楽しい。

 

2017年9月13日、株式会社サイボウズさんが日経新聞の全面広告にて

働き方改革に関するお詫びというタイトルの広告をうちました。

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以下全文

サイボウズは本年、おかげさまで創業20周年を迎えました。

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 

「世の中働き方を変えたい」と起業し、これまで7万5千社以上の

起業で弊社製品をご愛用いただいております。そして、わたし達自身も働き方の改革に取り組み、最大6年間の育児・介護休暇制度や在宅勤務制度、子連れ出勤、そして複業の奨励といった「100人100通りの働き方」にチャレンジしてきました。

そして、いまこの国に「働き方改革ブーム」が到来し、私たちの活動に広く注目していただけるまでになりました。

 

ところが、ところがです。私たちの意思はまったく伝わっておりません。とにかく残業はさせまいとオフィスから社員を追い出す職場、深夜残業を禁止して早朝出勤を黙認する職場、働き方改革の号令をだけかけて現場に丸投げする職場。なんですか、そのありがた迷惑なプレミアムフライデーとやらは…。

 

私たちが伝えたかった「働き方」とは、そういうことではないのです。メディアに登場し、全国で公演をし、政府へ意見し、本を出版してもなお、伝わっていない。

 

私たちにもっと力があれば、私たちがもっと強くメッセージを発信できていれば、このような働き方改革の現状にならなかったかもしれない。

不甲斐なさと申し訳なさでいっぱいです。

 

もっと発信力を、メッセージ性を・・・という訳でこの度、『紙兎ロペ』『野良ネコ』の原作者である内山勇士さんにアニメを作っていただきました。『ありきり』といいます。主人公はアリとキリギリス。テーマは、

「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう」。残業編・女性活躍編・イクメン編と3本ご用意しております。

 

イソップ童話では、働きアリが生き残り、キリギリスは死んでしまいました。果たして、21世紀でも同じ結果になるのでしょうか?現代を生きる働きアリやキリギリスたちは、どのように働き方改革に向き合い、どのように生きていくのでしょうか。

 

日本で働くみなさん、どうかお願いです。今すぐ「サイボウズ アリキリ」で検索してこのアニメを見てください。

そして目を覚ましていただけますと幸いです。

 

2017年9月13日

サイボウズ株式会社代表取締役社長

青野慶久

 

という、昨今の働き方、働き方改革のアプローチ方法について問題提起を促す内容となっています。

 

 

そしてこの文章の中でいっているアニメがこちら。

 

cybozu.co.jp

 

 

『紙兎ロペ』の作者だけあって、リアルなサラリーマンの会話がめちゃくちゃリアルで出だしからニヤニヤしてしまいました。

 

因みにサイボウズという会社はクラウドサービスを事業と柱として運営している会社です。

キントーンというアプリ作成クラウドサービスとか、

メールとかオフィス365みたいな社内ツールを販売している会社です。

 

クラウドサービスが働き方改革に直結するという事を言っている訳ではないと思うんですよね。中の人に聞いてみたいとわからないのですが。

たぶん会社で取り組みとか、文化が世の中に浸透していって欲しいとかだと思うんですよ。それが全く反映されていないと、そういう意図もあるのかなと。

 

 

広告の観点から

広告の観点からいうと、サービスの問い合わせ増加と、ブランディング効果があるのかなと思っています。

※上記のためにこのようなキャンペーンをやっていると思っているわけではありません。

ただの思いつきとか、世の中に1石投じるだけとは思えません。

というのも日経新聞の全国版、全面広告は定価で2,000万くらいします。

そしてこのサイトの制作費を考えるとリターンやKPIをないとGOがでないのかなと。

 

新聞広告の最後をみるとサイトへの誘導文章があります。

センセーショナルな内容の後、これを読んだ人はアクセスしそう。

クリエイティブとマス広告とWEBの連動。

まさにデジタルマーケティングなのかなと思います。

 

動画の再生回数と、サイトの滞在時間、SNSでの反応から、

ターゲットへのリーチ数とエンゲージメント。

因みに動画は、2017年の8月から公開されております。

新聞広告後からどれくらい再生回数が伸びたのか気になる。

 

まとめ:働き方改革について思うこと

アニメにあった会話はサラリーマンであれば、誰でも聞いたことがある位、

日常化しています。取り組むべきは、「働く時間」を減らすことではない。

働く時間が1時間で、稼いだお金が1万円

働く時間が30分で、稼いだお金が5千円であれば、意味がない

そして、会社としてもちろん稼ぐ金額を減らすわけにはいかない。

となると、働く時間を減らすのではなく、働く質をあげるしかないのです。

 

よくマーケティングではジョブ理論という言葉があります。

顧客(個人や企業)の生活にはさまざまな「用事」がしょっちゅう発生し、彼らはとにかくそれを片づけなくてはならない。顧客は用事を片づけなくてはならないことに気付くと、その用事を片づけるために「雇える」製品やサービスがないものかと探し回る。”(『イノベーションへの解』)

例えば、人は時間を知りたくて高級時計を買うわけではない。

その高級時計を買って、凄いと思われたいという自分像を買ったりするわけです。

物事の抽象化をしていくのって難しい、だからしっかり考えないと「プレミアムフライデー」のような本質的でない解決策が打ち出されてしまう。

 

常に、生産性を意識して仕事する、そのノウハウをできるだけ共有していくことで

私は、働き方改革推進していきたいと思います。