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広告営業マンのブログです。広告やお弁当のことを中心に書いていきます。

【新世代デジタルマーケティング】データドリブンでない広告代理店

ネット広告からこの業界に入った私は、通販のお客様を担当することが多かったです。

通販広告はそのほとんどがWEB広告なので、全て数字で効果が見える化されていました。広告をうってその数字を見て次の戦略を組み立てます。

このように数字が先行して具体的なマーケティングプランをデータドリブンと言われたりします。

それが広告代理店に転職してからというもの、施策をうってどの数字がどうなったのかであったり、売上をあげるためのKPIがなかったりととてもカルチャーショックを受けました。

 

通販じゃないお客様の広告ってこんな感じなのかなぁと思っていた時に手に取ったのが

「新世代デジタルマーケティング」という本です。

 

この本では、デジタルマーケティングの事を以下のように述べています。

 

私はデジタルマーケティングを「デジタル施策によって初めて得られる発見を用いて、マスやリアルを含むマーケティング活動を最適化する試み」と定義しております

 

なるほど、WEB広告で分かった事をもとに施策を実行をしていくこともデジタルマーケティングなんだと。通販企業だけでデジタルマーケティングが使われるわけではないと。

 

今までは、新聞や雑誌、テレビCMなど広告をどのようにうつのが効果的なのかわかりづらかった時代が長くありました。

なので、デモグラフィック(人口統計的属性)、ジオグラフィック(所在地)、ライフスタイル、意識クラスターなどでマーケットをセグメントしてきました。

 

しかし今はスマートフォンの台頭により、位置、時間、移動データ様々なデータが取れるようになりました。想定するマーケティングからデータ活用による実証するターゲティングへの転換が起きているようです。

 

これは、とてもエキサイティングな事だと思います。

例えば、自分が電気屋さんだとします。競合は他の家電量販です。

今の時代はビックカメラ〇〇店に訪れた消費者に対して、広告をうつなんて事ができたりします。そしてさらにその広告を配信した人が自分のお店に訪れたかどうかの効果検証もできたりするのです。

ユーザーは自分にとっていい条件を提示されるし、広告主も自社の商品を売れたりするのでとてもハッピーな事です。

 

今までは家電量販に来店した人の95%は何も買わないで帰ると言われており、ポイントデータやID-POSがある店舗を除けば、デジタルデータとしてとれる来店を補足する手段はほとんどありません。そこで注目されているのがスマホほロケーションデータです。GPS機能をONにしていてかつ、あるプログラムされているアプリをインストールしている消費者を線で追うことが出きます。

 

最近ではここがとても発達しており、今までだとGPSでは高層ビルが乱立する場所など山奥など正確な位置をとることは難しかったのです。

それが、日本独自のシステムである準天頂衛生システムは、そういった不安定な場所でも計測が可能で、歩道やビルの入り口までもが可能となります。

 

ちなみこのシステムを利用しているわけではありませんが、サイバーエージェントがだしているAIR TRACK」は結構現場でも重宝されているサービスだったりします。

 

 

これまで最適化という感覚がなかったマス広告(特にテレビ広告)

PDCAを持ち込むことで、広告のパフォーマンスを最大化することができるのがデジタルマーケティングなのです。

テレビCMに代わるリーチ量に代わる施策は現在ありません、圧倒的な量です。

それを最適化することができれば、全体の広告はまさにパフォーマンスを最大化できます。

 

 

 

しかしKPIはどのように設定するのか。

筆者である横山さんは、以下のように記しています。

 

KPIは「ブランド認知」や「購入意欲」などによって絞っておくことが必要だ。あまり多くの変数は使い切れない。そのためにもシンプルなKPIをブランドマネージャーや宣伝・広報などと共有しておかなければならない。

さて、KPIはどの取得するか。これは、デジタル領域のデータを活用しないでできるということはほとんどない。

前述のKPIとしてのブランド認知や購入意向は、ネット上でアンケートバナーを継続的に掲載することで取得できる。アンケートバナーを週間で50万インプレッション配信すれば取れる数字程度なら、週に数万円の出費で済む。

 

なるほど、アンケートの内容などもっと具体的に知りたい!とここら辺を読んでいるときは、興奮してページをめくる手がとまりませんでした。

 

このように様々なデータをとることはとても価値があることで、サイトに会員登録もこれが目的だったりしています。

ちなみにアップル社のアップルペイは、このように他社が顧客情報獲得に躍起になっている他社とは一線を隠していると横山さんはおっしゃっており、その話も面白かったです。広告に携わる方は是非一度読んでください。