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広告営業マンのブログです。広告やお弁当のことを中心に書いていきます。

景表法について  広告には規制があるよって話


よく「先着で何名様に」とか「抽選で何名様に」とかってキャンペーン
やっている企業って多いですよね。

 

これにルールがあるって知っていましたか?
以外に広告関連者も知らないでキャンペーンやっていて
あれこれ違反してね?ってのがあったりします。

 

 

商品を買う際にあやしい広告とかありますよね、
効果があるかどうかわからないのに、あたかもニキビが治ります!など。
広告表現に騙されない、または気づかないうちに騙していないために、存在は知っていた方がいいと思うので簡単に紹介できればと思います。


・景品法とは


不当景品類及び不当表示防止法が正式で、「景表法」とか「景品表示法」とか略されます。広告表現の規制に関する法律だと思ってください。


・何のためにあるの?


「消費者が高価な景品に釣られて、質の悪い商品を買ってしまうといった事がないようにしよう」とか、
「メーカー企業などが、自社の商品を魅力的に見せるために、誇張したり虚偽の情報を発信しないようにしよう」というものです。


・どうして作られたの?


景表表示法は、「1匹の蝿がけっかけとなった法律」と言われています。
1960年に「ニセ牛缶事件」というのがありました。
牛の絵が書いてある「三幌ロースト大和煮」という商品に蝿が入っていたという報告が保健所に入り、商品について調べてみると、正規品の商標をマネた闇製品であり、牛肉100%でもなかったという事が発覚しました。
当時はこういった、広告表示などによる規制がなく法の抜け穴になっていた所を1962年に整備されました。

 

 

 

「化粧品」は別途薬事法というものがあり、効果効能が謳えなかったりするという制限があります。効果があるかどうかわからないためです。
例えば、「化粧品」の場合「ニキビ」という文言すら使えません。
これが、「医薬部外品」なら言えるといった具合で、それぞれルールがあります。

といった様に、消費者に過度な期待を煽る広告に規制をしないと
どの企業も商品を買ってもらうために、言いたい放題になるのでそれを制限しようというものなのです。

 

・懸賞について

 

また懸賞についても規則があります。
こちらは一般の人は読み飛ばしていただいていいですが、
広告関連者は必読。

 

要は過度な景品類の提供は禁止しますよって話なのですが、
キャンペーンによって、景品の限度額がきまっております。

キャンペーンには2種類あり、
オープン懸賞とクローズと懸賞があります。
オープン懸賞は、お店に来店する必要がない誰でも参加できるものです。
これには現在上限はありません。

一方で来店する必要があるクローズと懸賞は3種類に分けられ、
それぞれ金額の上限設定があります。

 

また来場プレミアムといって、

来場者が商品を買わなくても取引が発生したとみなされ、その場合の取引金額は100円となり、お店で売っている商品の最低価格が100円以上の場合、その価格が最低価格となります。

一般懸賞について


主に、抽選券やじゃんけん、クイズなどで商品があたるやつが一般懸賞です。

規制範囲 価格規制
上限額 取引価格の20倍又は10万円の何れか低い価格。
総額規制 懸賞に係る売上予定総額の2%

 

宝石専門店で、最低価格が2万円のお店の場合、

懸賞商品は、10万円までのものとなります。

 

共同懸賞について


一般懸賞を1社ではなく、複数の事業者で行うのが共同懸賞です。
商店街の抽選会とかこれですね、小学生の頃1万円の商品券を当てたことがあるのを覚い出します。

規制範囲 価格規制
上限額 取引価格にかかわらず30万円。
総額規制 懸賞に係る売上予定総額の3%

 

総付景品(そうづけけいひん)


来場者全員にプレゼント!みたいなやつです。
ベタ付けって言われたりもします。
先着も同じく総付景品にあたります。

規制範囲 価格規制
上限額 取引価格の1,000円未満は200円。1,000円以上は取引価格の10分の2。
総額規制 総額規制はなし

 

こちらも宝石専門店で、最低価格が2万円のお店の場合

2万円は 1,000円以上にあたるので、2万円の10分の2、4,000円までにの商品を配る事ができます。

 

なので、販促担当や広告代理店の方は、

どんな種類のキャンペーンなのかと、上限金額を把握する必要があります。

違反して見つかれば、広告主様にも迷惑かけるので、不安になったら確認すべし。